山手線、京浜東北線の田町～品川間で、2020年春ごろの開業に向けて建設中の高輪ゲートウェイ駅。
この工事に伴い、11月16日（土）は、京浜東北線の田町～品川間が終日運休するとともに快速運転を中止。初電から16時ごろまでは、山手線の上野～東京～大崎間も運休します。
同じ時間帯に大崎―新宿―上野間は通常の7割程度の運転本数となります。
東京メトロや東急、京急などが振り替え輸送の対応をするそうです。
当日は混雑や混乱が見込まれますので、事前にルートを確認し、余裕を持ってお出かけください。
（資料）
品川駅線路切換工事に伴う列車の運休について／JR東日本
https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20190917_to01.pdf
さて、新駅の高輪ゲートウェイ駅の駅舎について簡単にご紹介します。
地上3階、地下1階建て、高さは約30メートル。1階がホーム、2階が改札・街への出入り口・イベントスペース。2・3階には店舗が入ります。駅舎は新国立競技場をデザインした隈研吾氏が担当し、折り紙を模した大屋根が特徴です。
今後の予定は、
2020年春：高輪ゲートウェイ駅暫定開業（ホーム：2面4線、山手線/京浜東北線）
2020年春～9月：駅前にイベントスペース設置（下部で内容説明）
2024年：高輪ゲートウェイ駅周辺の街開き、泉岳寺駅拡張工事終了
（資料）
品川開発プロジェクトにおける品川新駅（仮称）の概要について
２０２０年春の駅開業から９月初旬まで、高輪ゲートウェイ駅前には期間限定のイベントスペースが設置されます。ここでは、J-WAVEとの共同企画による食・音楽・アートなどをテーマにした施設や日本の食やモノを提供する店が開業する予定で、そのほか様々な体験参加型のイベントが催される予定です。
また、高輪ゲートウェイ駅前用地の一部が、オリンピック・パラリンピックの期間中、競技会場外で誰もが大型スクリーンを利用した競技中継が楽しめる「東京2020ライブサイト」の会場となることが決定しています！これは行ってみたいですが、エアコンのきいた自宅で観戦するのがいいかな・・。
（資料）
高輪ゲートウェイ駅前にイベント空間をつくります ／ＪＲ東日本
菱和パレス高輪ＴＯＷＥＲと高輪ゲートウェイ駅との位置関係は下図のようになりました。徒歩で22分、電車で13分！徒歩はさすがに大変だと思います。。電車なら、都営浅草線で高輪台駅から泉岳寺駅まで行き、そこから徒歩で4分ととても近いですね。（泉岳寺駅と高輪ゲートウェイ駅はなんらかの形で連絡するようです。）
新駅周辺にできる街は、世界中から先進的な企業と人材が集う国際交流拠点の形成を目指しているということで、新駅と駅周辺の街づくりが楽しみです。
